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‘ザ・フェアリー’


ピンクの可愛らしい薔薇‘ザ・フェアリー’です。
系統は、ポリアンサ。
今、秋薔薇が咲いています。


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ポリアンサとは、モダンローズ(現代バラ)の系統のひとつで、
野イバラと矮性のチャイナローズの交雑に由来する種類です。
房咲きになり、多花性、花は小輪になります。
景観として薔薇を楽しみたい方、また上に伸びすぎない多花性の品種を
お探しの方にぴったりだと思います。


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このポリアンサの系統は、のちにフロリバンダ系統へと
繋がっていくので、大事な系統の薔薇になります。
(ちなみに、フロリバンダは、ポリアンサとハイブリッドティーの交雑種です。
1924年にデンマークの育種家ポールセンから始まりました。)


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‘ザ・フェアリー’

1932年/イギリス/Bentall作出/ポリアンサ
超多花性の薔薇です。花径は、3cm。小さいですよ。
薄いピンク色の可愛らしい小花が、溢れるように咲きます。
四季咲きです。(専門家によっては、繰り返し咲きとも)
春から秋までずっと咲き、長い間楽しめます。
耐病性があり、強健な性質で、多少、条件の悪い土地でも、育ちやすいです。
また、枝が柔らかく、誘引しやすいので、
我が家はスタンダード仕立てで、垂らすようにしています。
香りは少なく、刺は、小さいので痛いですよ。
2mくらいになり、横張り性のため、横にも広がります。
そのまま地植えするなら、スペースが必要です。


育てやすく、お薦めの薔薇です☆







# by larosebleue | 2014-11-05 18:49 | その他の薔薇 | Comments(8)



我が家の庭には、‘クラウン・プリンセス・マルガリータ’が2本あります。
①と②という風に番号をつけるのなら、
①は元気なのですが、②の方は、今、残念ながら瀕死の状態です。
アーチに絡ませ、左右から誘引し、這わせようという予定でした。
この写真は、2013年のものです。
元気だったころの‘マルガリータ②’です。



在りし日の薔薇‘クラウン・プリンセス・マルガリータ②’_f0338156_18494569.jpg




もうすぐ、アーチのてっぺんに届き、2本がつながるはずだった~(T_T)
…が、計算は狂い、同じお店から買ったのに、
②の方は、ちょっと弱かったみたいです。
まだ、なんとか生きてはいますが、来年まで持たないかもしれません。。
ひょろひょろになって、弱っていく一方です。


この薔薇は素敵なアプリコットオレンジの色をしています。
華やかな黄色でもない、オレンジでもない、落ち着いた美しい色です。

リアンダーグループの薔薇らしく、しなやかな枝を持ち、
大きなシュラブを形成します。クライミングとして育てるなら、3m位まで伸びます。
大型に育つので、場所が要ります。
病気に強く、強健で、とても育てやすい性質です。
葉も、濃い緑色で、つやつやしていますよ。

少しうつむき気味に咲くので、下から見上げるように仕立てるといいですね。
花びらは、最初は外側が反り返り、だんだん開くにつれ、色が変っていきます。



在りし日の薔薇‘クラウン・プリンセス・マルガリータ②’_f0338156_18591808.jpg




こんな風に、大輪の花が、房になって咲くのは、豪華で見応えがありますね。
でも、色に嫌みがないので、上品にまとまっています。

こちらは、また表情が違います。
いろいろな顔を見せてくれる、魅力的な品種です。


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1999年/イギリス/デビッド・オースチン作出/イングリッシュローズ
リアンダーグループ
ヴィクトリア女王の孫娘のマルガリータ皇太子妃に因んで名づけられました。
皇太子妃は、有名な園芸家でもあります。

香りは、フルーツ香。強く香ります。
花形は、ロゼット咲き。柔らかく、クシュクシュっとした、ふわふわの薔薇です。


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‘クラウン・プリンセス・マルガリータ’の②さん、
この在りし日のように、もう一度、頑張ってくれないかなぁ。。
‘レディ・エマ’も復活したことだし、‘マルガリータ’にも頑張って欲しいなぁ☆



# by larosebleue | 2014-11-04 19:35 | 在りし日の薔薇 | Comments(6)



秋の夕方、今日は少し肌寒い日でした。
そんな中、イングリッシュローズの‘アンブリッジローズ’がちょっぴり咲いています。


夕暮れ時の‘アンブリッジローズ’_f0338156_17254954.jpg




春の時より、こっちの色の方が好きかもしれない…



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大好きなコロン系です。
まん丸です(笑)


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固く閉じています。。
もうこれ以上開かないのかなぁ…


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最近は、日が暮れるのが早いですね。
今は夕方。これで、まだ5時前です。
だんだん薄暗くなってきましたね。

今回、たったこれだけしか咲かなかった‘アンブリッジローズ’。
さみしいですが、色は濃く、秋薔薇らしい、しっかりした咲き方でした。
香りも、春より強いですね!







# by larosebleue | 2014-11-04 08:02 | デビッド・オースチン(イギリス) | Comments(8)


意外と花もちのよい‘マダム・フィガロ’
先日から、ずっと咲いています。

コロコロしている花形は、春の‘アンブリッジローズ’を思い出させてくれます。
(色は少し違いますが…笑)
ディープカップ咲きで、花色はブラッシュピンク。

散りそうな一輪と、まだいけそうな一輪、切っちゃいました~


秋の‘マダム・フィガロ’_f0338156_14263544.jpg




細い枝なので、花が重た過ぎて、どうやってもまとまらないので、上にのせました(笑)
(えっ??)


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とっても透明感のある薔薇です。
デルバール作出のフレンチローズ。
香りは中香。期待していましたが、あまり香りません。



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大きな大輪になります。
花首が少し細く、うなだれるように咲きます。
主張するバラが多いデルバールローズの中では、控えめな薔薇です。
でも、上品さではトップクラス。
四季咲きで、とても育てやすい薔薇です。
ブッシュ樹形(木立樹形)なので、鉢でOKです。
柔らかい花びらを持ち、やさしい雰囲気の薔薇がお好きな方に、お薦めです❤


# by larosebleue | 2014-11-03 14:54 | デルバール(フランス) | Comments(14)

秋の‘クロード・モネ’



秋の‘クロード・モネ’が咲き始めました。
こちらは蕾です。ピンクと淡いオレンジイエローの絞りです。
春と違い、色が濃いような感じです。


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まだ十分開き切っていない花。


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花は小ぶりですが、固くしっかりしまった秋の花です。
本来は、中大輪のロゼット咲き。
明日以降、もっと開いてくると思います。




# by larosebleue | 2014-11-03 11:48 | デルバール(フランス) | Comments(2)