ショパン ソナタ①

ショパンは、生涯で
ピアノソナタを3曲残しています。


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そのうち、演奏会でよく弾かれるのは2番と3番。
1番は、ショパンがまだ十代の時の作品(習作)で、
ショパン自身もあまり気に入っていなかったといわれ、
演奏されることはほとんどありません。

2番(『葬送』)と3番は、
ショパンの作品の中でも
傑作中の傑作といわれています。
2番の第3楽章には、
『タンタータターン、タンタータターン』の
『葬送行進曲』が入っていますね。
映画などで、葬儀の時に流れる有名な曲だから、
知っている方も多いと思います。

さて、ソナタ2番変ロ短調(作品35)。
第1楽章の冒頭部分は、
いきなり重厚で、
問題提示するような序奏で始まります。
(これから一体何が始まるんだろうって
感じがします。なんだか不吉な予感、、、)



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そして、まるで葛藤が渦巻いているかのような
速く、小刻みな旋律、
第一主題『愛ってなに?』が始まります。
(ここは旋律がそんな風に聞こえるから、
と言われていますね。ホントだ。笑)


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ショパンの曲には、
よく不協和音が出てきますが、
2番にもたくさん出てきて
不協和音がけっこう好きな私(←変わってる)
としては、なんだか嬉しい。笑


25小節目からは、
また第一主題が繰り返されますが、
ちょっぴり形が変わり、
右手に和音が入ってきます。
(始めは左手和音だった)
右手2拍目にはアクセントが付き、
強調するように弾くことで、
主題がより鮮明になってきます。



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41小節目~は第二主題です。
ここはすごく美しい部分です。
和音が多用され、穏やかで平和な感じ。。
時々、指が届かないところがありますが、
そこは、ずらしてどうにか弾き、
なんとかクリアです。笑
こういう不協和音がとっても綺麗なんですよ~♡


57小節目からは、左手3連符が入り、動きがあります。
(ここから提示部のクライマックスに向かって動き出します)
65小節目~は、だんだん盛り上がっていくので
とても好きなところ。


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主題提示部の最後は、
オクターブの連続と重厚な和音で
華々しく終わります。



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ここでも、半音の使い方が効果的で、
ショパンらしく、独創的です。
半音下がったり、上がったり、
このさり気ない微妙感が良いんですよね^^
(やり過ぎない感が…)笑
提示部の最後は、低音を大事に弾きながら、
ff(フォルティシモとても強く)で。
ソナタ形式なので、また初めに戻り、繰り返し。



ソナタ②(展開部)に続く










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by larosebleue | 2018-11-06 22:52 | ピアノレッスン | Comments(0)