やっと、‘ディオレサンス’の土替えが出来ました。
写真がたくさんありますが、記録のため、残しておきますね。
まず、鉢から出しました。
鉢の底には、鉢底石を入れています。
ここにも、根がまわっていました。
‘ディオレサンス’は、私のミスで、土を何年も替えてなかったのに、
意外にも、細根(さいこん)がびっしりで、白く、健康的な根っこでした。
よかった~元気で。
薔薇は、根っこが命ですからね。
さて、土をほぐし、まわっていた根を少し切って整理します。
また、コガネムシの幼虫がいないか、土を丹念に観察します。
よし!全くいない!
ここまでいないのも珍しいですが。
ダイアジノンを入れてたので、効いたようです。
土替えの時、地植えもそうですが、薔薇の様子を見て、いろいろなものを入れます。
連作障害対策の『バイオキャッチ』や、土壌改良剤の『ミリオン』です。
『バイオキャッチ』は、根の活着を良くするので、
薔薇の根にまぶして、植え付けます。
元肥(寒肥)、ニーム、あと、くん炭も少し入れます。
そうそう、『ダイアジノン』もね。コガネムシ要注意ですよ。
枯れ込んだ枝(キャンカーになったりして)などは、
細ければハサミ、太ければのこぎりで、ギコギコ。。。
茶色くなった枝の整理をしましょう。
↓
土替えが終わったら、少しくぼみを作り(ウォータースペース)
お水をたっぷりあげて。
また、植え替え直後は、グラグラしているので、支柱を立て、麻ヒモなどで固定。
↓ これが、接ぎ木の部分(クラウン)です。
‘ディオレサンス’も、もう何年も育てているので、ごつごつ木化してきました。
少し性質が気難しく、大きくはなるのですが、こういった枯れ込みの枝が時々あります。
ベーサルシュート(接ぎ木から出る主枝になる大事なシュート)が出にくいので、
枝の更新が難しい薔薇です。
でも、サイドシュート(横から出るシュート)はよく出たので、
上に伸び、背が高くなってしまいました。
ベーサルシュートが出にくい場合は、サイドシュートを大事に育て、
枝数を増やしていきましょう。
全ての作業が終わったら、こうしてバークチップ ↑ を敷きます。
バークチップはお好みですが、病気予防のためと、
見た目がきれいなので、私はよく使います。
(バークは大きいものではなく、小さいものを使います)
元肥も入れたし、害虫予防もした。
あとは、2月の剪定まで、このままです。
12~1月は、葉っぱが落葉するので、薔薇は何もない状態になっていきます。
寂しいですが、また春には、素晴らしい姿を見せてくれますよ。
その時まで、じっと我慢ですね。